10/14(月)に選手権大会の1回戦が行われました。
3年生最後の大会ということもあり、緊張感が伝わってくる。
平常心と言い続けるも、やはり力が入る。監督の私も平常心だったかどうか疑問であるくらいであった。
前半は、なかなか自分たちの良さが出ない。ルーズボールをことごとく拾われてしまう。
また、相手の1.5列目の選手を誰がケアするのかが曖昧なまま進んでしまい、失点。30分過ぎにようやく数本シュートを放つも得点できずに終了。
ハーフタイムに「チャレンジすること」「自信を持つこと」「マッチアップをはっきりすること」を確認して後半に臨む。
先に主導権を握ったのは志摩高校。が、この時間帯に得点できなかった。得点を許さない津高校のDF陣の集中力には脱帽である。じわじわと攻め立てるも何気ないミスからCKを与えてしまい失点。あまりに痛い3点目であった。その後も果敢にチャレンジするもタイムアップ。なんとも悔しい敗戦となった。
頭が真っ白になった。今年一番出来がよくなかった。スタッフを含めていつも通りではなかった気がする。正直、現実を受け入れるのにかなり時間がかかる。(記事を書くのが遅れていることでお察しではあるが・・・。)
3年生は本当によくがんばってくれた。毎年監督が変わる中、自分たちのスタイルを信じ取り組み、常に先頭に立ってチームを引っ張ってくれた。一生懸命頑張る姿に心から応援したくなる3年生であった。当日の会場にも生徒、先生、保護者と非常にたくさんの方々が応援に足を運んでくれた。何よりもうれしい瞬間であった。もっといいゲームをお見せしたかった。このチームはまだまだこんなもんじゃないと信じている。素直に一日一日を頑張った3年生には感謝したい。不安だらけの4月を明るくスタートできたのは、まさに3年生のおかげである。吸収しようとする姿勢は1,2年のいいお手本となっていたのではないだろうか。3部リーグは苦しい試合が続いたが見事後期リーグを優勝することができた。頑張り続けた3年生の努力が実った瞬間であったと思う。もちろん理解できなかったことや今までとの違いに違和感を覚えたことも多々あったと思う。それでも明るさを失うことなくやりきってくれた。みるみる成長していく姿には、感動すら覚えた。特に、学校行事での活躍。表だけではなく裏方の仕事も積極的にやる姿は、今後の志摩高サッカー部の目指す姿そのものであった。ただただ感謝である。
忘れてほしくないことも。今まで大好きなサッカーを思う存分やらせてくれた方々がいる。時には叱咤激励し成長を見守ってくれた保護者、先生、友人がいる。サッカーを通して自分という存在を再認識できたのではないだろうか。胸を張って志摩高サッカー部を巣立ってほしい。悔しさは後輩に託して…。
応援いただいた方々、本当にありがとうございました。