3部後期第1節が8/24(土) 10:00から伊勢FVCピッチで行われた。
Start:東山、山本翔、福井(→天白)、中井南、小林、松村、中井章、松井、竹内(→伊藤)、濱口颯(→田中舶→川口)、亀嶋
Sub：伊藤、天白、川口、谷口、小川大、田中舶
志摩１(１－２、０－１)３宇治山田
得点者：松村
中断期間を経て、ついに3部リーグが再開する。
天気も久しぶりの晴天である。非常に楽しみな一戦となった。
さて、前半。ボールを保持しながら前進しようとする姿勢はもはや、志摩高校なじみの光景となった。早い時間帯に先制することができた。サイドチェンジからの平行×ダイレでPA内に侵入し、松村がGET。練習の成果がでたいい得点であった。その後、ボールを握るもあと一歩でシュートに至らない。そして相手が志摩高のリズムに慣れ始めたタイミングで、ビルドアップをかっさらわれ失点。勢いに乗る宇治山田DFを相手に前進できる機会が減っていく。スキルミスでのロスト。判断ミス・遅れでのロスト。ポジションのミス等が顕出してきた。終了間際にも何でもないパスを痛恨のミス。１－２とされ前半終了。なんとも味気のない前半となる。
後半は宇治山田ペース。組織的な守備にボールをうまく運べない。(と試合中は思っていました。)その後は大きな展開もなく時間だけが過ぎていく。相手選手と比較すると明らかに不足していたのが運動量である。後半になって明らかに走れなくなった志摩高イレブン。この夏の取り組みが出た後半となった。終了間際に3失点目。敗戦となった。
試合後、修正点がどんどんと湧いてきた。またこれである。試合中に修正できない監督の弱さである。具体的には、動きの量の不足である。勝ち点を重ねていたころは走れていたスペースに誰も走っていない現状があった。練習でターゲットを作ることを強調しすぎたがゆえに、一番怖いスペースへのランニングが皆無であった。宇治山田高校の監督と話をしても「あそこに走られたら嫌だったが・・・。」との振り返りを得た。まだまだ成長できる。スタッフと選手が一体となって頑張ろう。
と、うまい言葉で振り返るだけではダメであろう。
「補修で練習に行けません。」「頭が痛くていけません。」
この夏、何回も聞いた言葉である。全員がそろって練習できた日は何日あっただろうか。午後からの補修の日に午前中に来て体を動かした選手はいただろうか？休むことは簡単なことである。では、そういう状況にならないための努力はしたのか。生活習慣をコントロールできていたのか。食生活はどうだったのか。何のためのお盆休みだったのか。
まだまだ伸びしろに溢れた志摩高校サッカー部。明るさ、笑顔という持ち味をさらに向上させるために前を向いて取り組もう。