10/4・5(金・土)に校内合宿を行いました。
先週に志高祭を終え、いよいよ選手権に向けての最終調整に入っています。
大会一週間前というタイトなスケジュールではありましたが、「一体感」を醸成するためにも全員で乗り越えたい二日間です。
<一日目>
顧問も人生初の3部練。まず第一部は、スキルトレーニング。2時間ボールを触り続けて最後の”質”の向上を目指しました。もちろんたった2時間で劇的に変化することはないが、どこをこだわるかに注視して集中力をもって取り組めたのではないかと思います。(こういう一日を作ってもいいなと感じました。)
第二部は、目線を増やして少し負荷の高いトレーニングを。ここ2週間で取り組んできた点を徹底的にトレーニング。午前のこだわりの部分がいい面で表出したように思えました。(共通認識の部分。)
第三部はゲーム。内容はそこそこ。疲労も少し見えてきたが、がんばりきるメンタリティがあり志摩高サッカー部の伝統を肌で感じた夕方でした。
練習終了後は、3年生で夕食の準備、1・2年生で翌日のグランド準備に時間をあてました。自分のやるべきことをきちんと”やりきる”こと、他人を思いやる気持ちをもつことができたであろうか。サッカー部の活動に関わる全員が誰かのために奔走する。感謝の気持ち。
19時に大事件発生。「センセイ、オコメ、タケテマセン。」「センセイハ、オコメ、ダイスキデス。」 トラブルも醍醐味のひとつ!!切り替えていこう。
高ければ高い壁の方がのぼった時気持ちいいもんだ。(誰かの名曲。誰だったかな。。。)
炊けてれば炊けた米の方が、食べたときに味がいいもんだ。
なんとか窮地を脱し、全員で夕飯にたどり着くことができた。
が、想像通りである。量を食べれない。今後連戦で戦うことがあるだろう。その前日にパワーを蓄えられる体つくりにも励んでほしい。
夕食後は、風呂である。全員が同じ釜の飯を食い、同じように体をきれいにする。いいコミュニケーションとなったようである。
帰校後はミーティング。頭の中も同じに!!
イメージつくりのために見たのCLアタランタvsシャフタールが面白すぎて、消灯時間が遅くなるハプニングに見舞われました。(単に顧問の趣味でした。スケジュール管理は顧問の課題です。)
<二日目>
朝から散歩。ゴミ袋をもって普段の通学路を掃除しながら歩きました。前向きに取り組む選手の姿勢にリスペクトです。ストレッチも行い運命の朝飯。
「タ、タケテ、、、、、、マス。」 歓喜。
その他雑用も全員で手分けして行うことができていました。合宿をやる意味を一つ果たせたと感じました。
その後は宇治山田商業とTR-G。急遽の連絡にも関わらずお力を貸していただけました。本当にありがとうございました。内容の方も納得のいく形で終えることができました。もちろん目指すところはまだまだ先ですが、一生懸命に取り組む成果が出たようで何よりです。午後からも少しTRを追加して校内合宿を無事終えることができました。
<総括>
日頃自分のためにいろいろな人が尽くしてくれていることを実感できただろうか。
保護者、OB、マネージャ、先生方、友人、チームメイト、、、、
自分が好きなサッカーをできていることを当たり前と思わずに、一つ一つの行動に心を込める。一生懸命頑張る姿に他人は力を貸してくれる。結果はその後についてくる。まずは目の前の課題に真摯に向き合うことが一番であり、それを一番と感じられる個人・集団になってほしい。
先日、校内で壮行会をしていただいた。テスト前の非常に忙しいときにである。全校生徒、先生が応援してくれる。こんなにありがたいことは他にない。壮行会でも述べたが、期待に押しつぶされるのではなく、期待を背負って力が出せる強い気持ちを持ったサッカー部でありたい。普段グラウンドは陸上競技部、野球部と共有している。が、実情はサッカー部がかなり他のクラブに無理を強いている。戦う姿勢、感謝の気持ちがあって当然なのである。また、OBが何人も応援に来てくれた。昨年の快進撃を身をもって感じたOBの激励は何事にも代えられないものである。「先生、試合見に行くでな。」と声をかけてくれる生徒や先生方がたくさんみえた。
さぁ、あとはサッカー部の出番である。しっかりと自分を、自分たちを表現して「今ぞ輝く。」である。思いを背負って!戦おう!
一回戦10/14(月) 9:30 vs津高校 @伊勢フットボールビレッジC